有名化粧品ブランドのソーシャルメディア市場調査
ロレアルタイランド
ソーシャルリスニング プロフェッショナルサービス
自社ブランドと競合他社ブランドの評判を収集
タイの女性は美容に対する意識が非常に高いです。数多くのブランドがタイ国内で商品を販売し、
それに関する評判も様々な場所で話されています。
この導入事例は2016年にロレアルタイランドが初めてタイでZanrooリスニングシステムを使って市場調査した時のレポートです。
「ヘアケア」「ヘアカラー」「スキンケア(女性)」「スキンケア(男性)」「化粧品」の5つのカテゴリを、さらにブランド名「ロレアル」や「Meibelline」などと絞って情報を収集しましたが、
毎月約10万件の投稿がSNS上で投稿されていました。
リスニングシステムを活用することで、10万件の投稿を効率的に、効果的に分析することが可能だと実感し、現在もSNSの調査を継続しながら、日々、情報をビジネスに有効活用する為の分析を行っています。
キャンペーンの効果測定とバズの観測
ロレアルタイランドはオンライン/オフライン問わず、キャンペーンやプロモーションを行った際の効果測定に課題を感じていました。
売上の数値だけではそのキャンペーンが成功だったのか、または失敗だったのかを判断するのは難しいです。
リスニングシステムを使うことで、キャンペーン期間中の一般消費者の反応をリアルタイムで把握することができ、
キャンペーンの「何に」満足しているのか、「何に」不満を感じているのかを生の声で知ることができるようになりました。
また同時に競合他社のキャンペーンに対する消費者の考えも捉える事が可能になり、化粧品業界全体に対して消費者が求めている事が何かを掴むヒントも得られました。
ソーシャルメディアではよく「バズった」という言葉が使われますが、ロレアルタイランドはこの「バズ」に注目し、化粧品業界で何がバズを起こしたのかを毎月モニタリングしています。
リアルタイムに業界のバズをモニタリングすることで、業界全体のトレンドをいち早く掴む事が可能になります。
SNSキャンペーンの効果最大化と顧客満足度の向上
ロレアルタイランドはリスニングシステムでSNS分析を継続的に行うことにより、SNS上でのマーケティングの効果が継続して良くなっていると実感しております。
消費者の生の声を分析し、キャンペーン関連の投稿の満足度が確実に上がっている事が目に見えて分かるようになりました。
リアルタイムでモニタリングすることで、ネガティブな反応があった際にはすぐに修正する事ができ、ポジティブな反応がある部分はさらに工夫を加えて喜んでもらえるように、キャンペーン開始後のPDCAサイクルを非常に高速で回せるようになりました。
また、SNS上に寄せられる商品初期不良などのネガティブな声をいち早く発見し、カスタマーに直接DMを送ったり、SNS上でのカスタマーサポートに関する投稿をすることで、不満を感じている消費者に寄り添い、少しでも早くネガティブな感情を解消してもらえるように行動できるようになりました。